研究開発
光ファイバー給電・MPPT回路・無線通信統合技術の追求
光ファイバー給電・MPPT回路・無線通信統合技術の追求
国交省「2021年度 政策課題解決型技術開発(中小企業タイプ)」に採択され、ROV(遠隔操作型無人潜水艇)への【光ファイバーによる電力供給と通信を同時に行うシステム】を研究開発しました。
銅線ケーブルの重さ・損失・安全性の課題を解決
軽量で潮流の影響を受けにくい光ファイバーを採用
現場作業性の向上とCO₂削減に貢献
・電光変換ユニット(光給電機 + メディアコンバータ)
・ロータリージョイント付リール
・光ファイバー(4mm以下、最大300m)
・光電変換ユニット(発電素子 + MPPT回路 + BMS)
・伝送効率:最大20%以上
・通信速度:450Mbps(短距離)、300mでは通信限界あり
・ロータリー損失:-10dB(改善余地あり))
1日3回・各30分 → 約1.5時間短縮
推定:2050年までに114,677 t-CO₂
•銅線を光ファイバーにする事で潮流を受ける応力から姿勢維持にかかる推力が低減可能
•低減可能な推力から消費電力を求めCO2を算出した。
•潮流1ノット、銅線9.7mm径、光ファイバー4mm径、ケーブル長300m
•4h/日、12回/年稼働、2050年までに累計4640台稼働した想定
•市場伸び率年10%、原価低減率年3%で下記資料から推測
日本能率協会総合研究所の試算https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000035568.html
インテグテック株式会社 :回路設計、デバイス評価、実装、全体統括
ファインガラステクノロジーズ株式会社 :光ファイバー設計、評価
水中ドローンや海底観測機器への展開
光+無線のハイブリッドシステム化
光給電の標準化に向けた試作開発の継続